鬼の覚醒【法句経・偈5】
2024年02月05日 08:48
女の鬼が預流果に覚る瞬間
私は、節分で、娘2人に豆を投げられる鬼役でした。
鬼のお面をつけて、
しかし!我が家は
鬼は外ではない!
鬼にも慈しみを!
なぜなら、鬼も悟れる仏性がある!
私は鬼として懺悔しました。
「投げつけられた豆を、量を測って必要以上に食べません。欲に負けません。」
法句経カラヤッキーニ・女の鬼の物語は、まさにその一例です。
物語は、過去の確執が続く二人の女性についてです。一方は貴族の女性で、もう一方はカーリーという名の女の鬼。両者は過去生で猫と鶏、雌鹿とヒョウとして生まれ変わり、互いに争いを繰り返してきました。そして、今世、貴族の女と女の鬼として、再びその確執が続きました。
しかし、この物語のクライマックスは、女の鬼がお釈迦さまのもとに導かれた瞬間です。
お釈迦さまは、
「憎しみはさらに憎しみを生むだけである、慈悲によってのみ憎しみを克服できる。」と説きました。
この教えを受けた女の鬼は、預流果に覚りました。
これで、輪廻の中の確執は終わり。
鬼もすごいけど、鬼を覚らせる御釈迦様がすごすぎる!
この物語は、私たちに重要な教訓を与えます。
憎しみや確執に囚われず、慈悲と理解によって心を癒やすことの価値を教えてくれます。
まずは、自分の心を大切にするのが仏教です!
自分も癒して=同じくらい他の生命も癒す
なので、みんな癒される、画期的な教えなんだけどな。
https://www.youtube.com/watch?v=_jLrIAOcmSE